スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

sushi

先週に比べて少しは寒さがやわらいできた感じでしょうか、皆さん体調崩したりしていませんか?

うちは寿司屋ではありませんが、土日限定で握り寿司をお出ししています。


IMG_0663.jpg

上の写真は去年の夏場に撮ったものなので鱧(はも)や緑のもみじが写ったりしていますが、季節に合わせてネタも飾りも変わります。


今回はそんな寿司をネタにしたお話。


今や世界中で「Sushi」という言葉が通用するようになりました。

現在見かける形のスシは、本来屋台などで出されていた日本独特の“ファーストフード”でありながら“飯炊き三年、握り八年”と言われるほど奥深い世界でもあります。


「すし」の語源は「酸っぱい」を意味する「酸し(すし)」が由来とされていて、本来は魚や肉の保存方法の一つとしてそれらを塩に漬け込み発酵させたものだったそうな。


ところで、すしに当てる漢字は色々ありますが意外と知らないその違い…

「鮓」…酢や糟(かす)等につけた魚や、発酵させた飯に魚を漬け込んだ保存食のことで、古来の保存食であったことを考えると一番「すし」本来の意味である当て字。

「鮨」…この字は実は中国語で「魚の塩辛」を意味する文字だったそうで、上述の「鮓」と意味が混同されやすく同じように使われるようになったそうです。

「寿司」…現在一番良く使われる当て字ですね。江戸時代末期に作られたそうで「寿を司る」という縁起担ぎを考えて当てられた字のようです。


ふ~ん、勉強になりますねぇ。

現代ではちょいとネットで調べれば大概のことは調べることが出来てしまいます。

それなのに、興味がある分野のことでも意外と知らないことが多い。


そしてそして知ろうと思えばどれだけでも知ることが出来ますが、知識は所詮知識なのも事実なのです。

技は、経験を積まないと身につきません。


また話は飛び飛びになってしまいますが、Wikipediaの「寿司」の項目によるとこんなことも書いてあります…

“ニューヨーク・タイムズ紙(2007年7月29日)はニューヨーク市・クイーンズ区の「寿司教室」を紹介している。韓国人が主催する同教室では、1日4時間・6週間を全課程として寿司職人を養成する。学費1,000ドルでそのコースを修了した韓国系・中国系など大勢の生徒は、アメリカ各地で寿司屋や日本料理店のシェフになるという”


私、二十歳の頃は大学生でイギリスのケンブリッジというところに留学していたのですが、確かにイギリスでも日本料理屋の看板で経営者&従業員がオール中国人とかオール韓国人なんていうお店がたくさんありましたねぇ…。


一見すると憤慨してしまいそうな内容でもありますが、これが良いか悪いかの話は別として日本でも同じような現象が見られます。


例えば、フランス料理。

例えば、イタリア料理。

例えば、中華料理。


シェフも従業員もオール日本人、そして料理教室の指導者もやはり日本人。

そのうちの多くは実際に本場で修業を積んだわけでもなく、そう考えると上のNYタイムズ紙の記事も似たようなもんかもしれません。


今や回転寿司に至っては、人間どころか機械が仕込から仕上げのプレスまでやってますからね。。。


何を言いたいのかと言えば、美味しくてビジネスになる“旬のネタ”は皆が真似をしようとするという超自然な現象が今やグローバルに興っているということです。


正統派も亜流も共存していくのが時代の流れですが、やはり個人的には効率主義によって昔からある職人技が消えつつあるのにはちょっとしたむなしさを覚えます。


手仕事の醍醐味は、職人の豊かな個性と経験が自分の為に活かされるところです。


例えるなら、ミシュランガイドで3つ星の東京・銀座「すきやばし 次郎」の握り。

座って、絶妙のタイミングで一通りの握りが出て、お会計が3万円です。


世界の認める3つ星の寿司職人が、目の前で自分の為に寿司を握ってくれます。

一通り出てしまうのに大体20分ってとこですか?

考えようによっちゃあ人間国宝が20分の間、目の前で自分の為に寿司を握ってくれているようなもんです!


一方で、流行の回転すし。

油をさした機械が、何の感情もなくただ回転するだけで、米を炊くところから何の感情もなくプレス機でシャリを潰すところまで、それにやはり同じく衛生管理もへったくれもないアブラムシだらけのきったない工場で機械が切った冷凍の魚をのっけただけのものが1皿2個で100円ですか?10皿で1,000円としましょう。


極端な2つの例ですが、先述の知識と同様仕事の裏側を「知らない」というだけで食べる人間は同じ人間です。


人間国宝の20分3万円と、機械が作った1,000円と、どちらが高いと感じるか…それは貴方の考え方次第。


なぁに「私は回転すしでも目の前にいる人に注文して握ってもらうから“まともな”スシを食べている」とか言ってる人は見た目に騙されているだけです。

シャリは機械、ネタも機械。人間が、ご丁寧にワサビまで付いたそのシャリにネタをのっけてるだけに過ぎません。

工場なんてどんな衛生管理をしているかなんて知れたもんじゃありませんし、ただでさえ生産や流通の過程に諸外国も関わりますから保存を考えて薬品なんてかけたい放題かもしれません。


それでも、それが本当に好きで貴女や彼方を満たしてくれるのなら全然問題ないし構わないんですよ。


人間国宝と機械と、まぁいつでも3万円の寿司なんて食える人間は少ないので天秤にかけたところで微妙な判断になりそうですが、そういう考え方も出来るかなと言わんとするところをわかって頂けたら嬉しいです。


ちなみにうちの店では1人前で2,000円、勿論仕込みからネタ付けまで職人の手仕事や個性が活きてます。

これを高いと思うか安いと思うかも、あなた次第(笑)。


寿司をネタにした話なので、当然のごとくシメは寿司ネタに持って行くとオチがつく予定だったのですが、予定は未定でした…。


本日も午後3時より変わらず営業しております、皆様のご来店をお待ちしています♪

今回も最後までお付き合い頂き誠に有難う御座いました、明日の月曜日は店休日です。


☆当店は、月替わりで全国各地の郷土料理を紹介する和食居酒屋です。
美味しい生ビールからワイン各種、通常の居酒屋メニューもたくさんあります。
早い時間からゆっくり飲食を楽しんで頂けるよう、午後3時より深夜まで営業しております。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

初代 of おんの字             (1981年生)

Author:初代 of おんの字             (1981年生)
Address:熊本市手取本町2-7
       和光ビル2F
Tel:096-352-2002

平成21年、熊本市中心部の大劇ビル傍『いちのいち通り三番街』にオープンした和食居酒屋「おんの字」です!月替わり全国各地の郷土料理、王道和食を中心に幅広く職人和食を提供しています。こだわりの生ビール・焼酎・地酒・ノンアルコールカクテル~ワインまで!水曜定休、営業時間につきましてはお電話でのご相談により従来通り15時から開店する事も可能です!宜しくお願いします!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。